子どもが小さいうちは、本当に目が離せません。
ご飯を作りたい。洗濯物を片付けたい。少し座りたい。
できれば、コーヒーくらいゆっくり飲みたい。
でも、子どもが起きている間はなかなかそうもいきません。
もちろん、子どもと一緒に遊ぶ時間は大切です。
でも、それを毎日ずっと続けるのは大変です。
そこで、ふと思いました。
もし子どもが知育玩具に夢中になって、一人で遊んでくれたら?
その間だけでも、親は少し自分の時間を持てるのではないでしょうか。
しかも、そのおもちゃを自分で探す必要もなく、子どもの月齢や発達に合わせて選んで届けてもらえるとしたら。
おもちゃサブスクには、そんな使い方もあるのでしょうか。
調べてみました。
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「自分の時間がない」は、昔から大きな育児の悩みだった
厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」では、同じ家庭を継続して調査しています。
その中で「自分の自由な時間が持てない」を育児の負担や悩みとして挙げた割合は、第1回56.5%、第2回64.6%、第3回59.4%でした。
「目が離せないので気が休まらない」という回答も、第2回では34.1%あり、その後は子どもの成長とともに低下しています。
ただし、これは2001年生まれの子どもを追跡した古い調査です。
現在の0~2歳児の親の6割が同じ悩みを持っている、という意味ではありません。
それでも、
「自分の時間がない」「目を離せなくて休まらない」
という悩みが、小さな子どもを育てる家庭で大きな負担になってきたことは分かります。
おもちゃサブスクなら、親の自由時間を作れる?
では、おもちゃサブスクを使えば子どもが一人で遊ぶようになり、親の自由時間が増えるのでしょうか。
ここは最初にはっきりさせておきます。
「おもちゃサブスクを使えば、親の自由時間が増える」と証明した研究は、今回確認できませんでした。
子どもによって違いますし、届いたおもちゃに興味を示さないこともあります。
ただ、各社の公式サイトには興味深い利用者事例がありました。
実際に「一人で遊んでくれて助かった」という家庭はある
トイサブ!では、生後6か月の子どもがいる家庭の事例があります。
母親は、知育玩具を使って子どもが一人で遊ぶようになり、料理などの家事をしながらでも日常に少しゆとりができたと話しています。
さらに父親は、毎回5~6個のおもちゃを自分で買おうとすると、選ぶだけでも時間がかかるため、任せられることも自分に合っていると話しています。
And TOYBOXにも、生後6か月の子どもの事例があります。
届いたおもちゃを自分で持ったり振ったりして遊び、その間に少し家事をするため、そばを離れられて助かったという体験談です。
Cha Cha Chaも、2歳の一人遊びについて公式サイトで取り上げています。
ただし、これらは各社が掲載している個別の事例です。すべての子どもが同じように一人遊びする根拠にはなりません。
0~2歳には、どんなおもちゃが用意されている?
一人で遊ぶといっても、0歳と2歳ではできることがまったく違います。
3社の公式情報を調べると、月齢や年齢に応じてさまざまなおもちゃが用意されています。
| 年齢 | 遊びの例 | おもちゃの例 |
|---|---|---|
| 0歳 | 触る・握る・振る・音を楽しむ | ラトル・ボールなど |
| 1歳 | 入れる・出す・転がす・積む | スロープ・積み木など |
| 2歳 | 積む・組む・考える・見立てる | ブロック・パズル・ごっこ遊びなど |
※上の分類は各社の公式ラインナップを参考に、当サイトで分かりやすく整理したものです。
0歳――触る・握る・音を楽しむ
0歳向けには、ラトルやボールなど、触ったり、握ったり、振ったりすることで反応が返ってくるおもちゃがあります。
まだ長時間集中して遊ぶとは限りません。
それでも、
触る→音が鳴る→また触る
といった繰り返しを楽しめるおもちゃがあります。
1歳――入れる・出す・転がす・積む
1歳になると、
自分でやる→変化が起きる→もう一度やる
という遊びが増えてきます。
ボールを入れると転がる。積み木を積んでは崩す。車を押すと動く。
親がずっと操作しなくても、自分で繰り返して遊べるおもちゃもあります。
2歳――積む・組む・パズル・ごっこ遊び
2歳になると、ブロックやパズル、ごっこ遊びなど、遊び方も広がってきます。
Cha Cha Chaも2歳の一人遊びとして、ブロックやパズル、指先を使う遊び、ごっこ遊びなどを紹介しています。
ただし、
「このおもちゃなら必ず一人で遊ぶ」というものではありません。
子どもの好みはそれぞれです。
だからこそ、次のポイントが重要だと思いました。
おもちゃを、親が全部探さなくてもいい
今回調べていて、一番面白いと思ったのはここでした。
最初は、
「子どもが一人で遊んでくれたら、その時間だけ親が楽になるのでは?」
と考えていました。
でも、その前にもう一つ、親が使っている時間があります。
おもちゃを探す時間です。
「0歳には何がいい?」
「1歳半なら?」
「これ、本当に遊んでくれる?」
「すぐ飽きない?」
「レビューはどう?」
一つ買うだけでも、調べて、比較して、考えます。
その時間も、親の時間です。
おもちゃサブスクなら、この「選ぶ」という作業自体を任せられます。
3社はどうやっておもちゃを選んでいる?
| サービス | おもちゃ選びの特徴 |
|---|---|
| トイサブ! | プランナー+子どもの発達・興味+170万件以上の評価データ |
| And TOYBOX | 子どもの発達・好みをもとにプランニング。利用後の反応も次回選定へ |
| Cha Cha Cha | 専門スタッフ+子どもの成長・興味+蓄積されたデータ |
※各社で選定方法や使用するデータは異なります。
特にトイサブ!では、1,800種類以上のおもちゃから子どもの発達や興味に合わせて選定し、170万件以上の評価データもプランニングに使用していると公式サイトで説明しています。
And TOYBOXやCha Cha Chaにも、それぞれ子どもの発達や好みに応じて選定する仕組みがあります。
3社で方法は違います。
でも共通しているのは、
親が毎回ゼロからおもちゃを探さなくてもいいこと。
スペシャリストや蓄積されたデータに、
おもちゃ選びを丸投げできる。
これだけでも、
「調べる・比較する・選ぶ」
という親の仕事を一つ減らせます。
届いたおもちゃで「親の時間」を作るなら?
では、届いたおもちゃをどう使えばいいのでしょうか。
ここからは研究結果と各サービスの仕組みを参考にした、一つの試し方です。
- 最初から全部のおもちゃを出さない
- 最初だけ一緒に遊んでみる
- 一人でも繰り返し遊ぶおもちゃを探す
- 遊ばなかった反応も次回の選定に伝える
① 最初から全部出さない
18~30か月の幼児36人を対象に、4個のおもちゃがある環境と16個ある環境を比較した研究があります。
結果は、おもちゃが少ない環境の方が、一つのおもちゃで遊ぶ時間が長く、遊び方も多様でした。
【出典:Infant Behavior and Development / PubMed】
ただし、これは「少なく出せば一人遊びが長くなる」「親の自由時間が増える」と証明した研究ではありません。
まず少数を出して、どれに興味を示すのか見てみる。
そんな使い方はできそうです。
② 最初だけ一緒に遊んでみる
使い方が分からなければ、最初は親も一緒に遊んでみます。
ボールを一度入れる。
積み木を積む。
車を走らせる。
子どもが自分から同じ動作を繰り返し始めたら、少し距離を取ってみる。
一人で遊び始めるきっかけだけ、一緒に作る。
そんなイメージです。
ここには、以前の記事で紹介した「遊び方を変えたら、同じおもちゃでもまた遊び始めた」という話もつながります。
おもちゃサブスクは2か月交換って長くない?途中で飽きたらどうする?
③ 「これだけは一人で遊ぶ」を探す
届いたおもちゃ全部に夢中になる必要はありません。
「これは何度も触る」
「これだけは一人でも遊んでいる」
そんなおもちゃが一つ見つかれば十分かもしれません。
高価な知育玩具を買って試すのではなく、まず借りて反応を見るという考え方もできます。
知育玩具サブスクはあり?高いおもちゃを買う前に試すという選択
④ 遊ばなかった反応も次回へ
食いつかなかったおもちゃがあれば、その反応を次回の選定に伝えます。
**選んでもらう
→ 遊ばせる
→ 反応を見る
→ 次の選定につなげる**
一度で「正解のおもちゃ」を当てるのではなく、子どもの反応を見ながら次につなげられるのもサブスクの使い方の一つです。
それでも「一人遊び」をサブスク任せにはできない
おもちゃサブスクを契約したからといって、子どもが急に一人で遊ぶようになるわけではありません。
昨日は夢中だったのに、今日は触らない。
親と一緒に遊びたい日もある。
それが普通にあり得ます。
そして、特に0~2歳を対象に考えるなら、ここは重要です。
「一人で遊んでいる」と「子どもから目を離していい」は、まったく別の話です。
誤飲や転倒などの危険もあります。
おもちゃサブスクは、子どもを放っておくためのサービスではありません。
「選ぶところから任せる」だけでも、減らせる手間はある
最初は、
「子どもが一人で遊んでくれたら、親の自由時間が増えるのでは?」
と思って調べ始めました。
サブスクを使えば親の自由時間が増える、とまでは言えませんでした。
でも、別のことが分かりました。
子どもの月齢に合うおもちゃを調べる。
比較する。
口コミを見る。
買うか考える。
次は何を買うか、また考える。
この「選ぶ時間」は、サブスクなら任せられます。
子どもが一人で遊ぶ時間だけじゃなく、親がおもちゃを選ばなくていい時間も、自分の時間です。
そして、選んでもらった中から子どもが一人で夢中になれるおもちゃが見つかれば。
その時間は、家事に使ってもいい。
少し座ってもいい。
スマホを見てもいい。
コーヒーを飲んでもいい。
何もしなくてもいいと思います。
おもちゃサブスクは「親の時間を買うサービス」なのか?
おもちゃサブスクは、親の自由時間を保証してくれるサービスではありません。
でも、
「次はどんなおもちゃを買えばいい?」と考えるところから、誰かに任せることはできます。
さらに、その中から子どもが一人で夢中になれるおもちゃが見つかれば、その間だけ少し手が空くこともあるかもしれません。
0~2歳の育児で毎日いっぱいいっぱいなら、
「子どものためのおもちゃを借りる」だけではなく、「おもちゃを選ぶ仕事を一つ手放す」
という見方で、おもちゃサブスクを考えてみてもいいのではないでしょうか。
「買う場合と借りる場合で、実際いくら違う?」という人は、家庭のおもちゃ代を比較できるシミュレーターでも確認できます。

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