おもちゃのサブスクを調べていて、少し引っかかったことがあります。
「交換って、2か月に1回なの?」
私は最初、月額3,000~4,000円ほど払えば、毎月新しいおもちゃが届くサービスだと思っていました。
ところが、トイサブ!・And TOYBOX・Cha Cha Chaの基本的な交換周期を調べると、いずれも約2か月です。
月額約4,000円なら、2か月で約8,000円。
「約8,000円払って、2か月も同じおもちゃで遊ぶの?」
正直、ここで少しお得感が薄れました。
しかも、子どもが途中で飽きてしまったら?
でも調べていくうちに、
「同じおもちゃを2か月使う」という考え方自体が、少し違うのかもしれない。
と思うようになりました。
この記事では、おもちゃサブスクの「2か月交換」は本当に長いのか、料金だけでなく、子どもの遊び方まで含めて考えてみます。
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おもちゃサブスクは基本「約2か月交換」
まず、3社の通常プランを確認します。
| サービス | 月額料金 | 交換周期 | おもちゃ |
|---|---|---|---|
| トイサブ! | 3,980円 | 約2か月 | 6点・17,000円以上相当 |
| And TOYBOX | 3,278円~ | 約2か月 | 約18,000円分 |
| Cha Cha Cha | 3,910円 | 約2か月 | 6~7点・18,000円以上相当 |
※2026年9月確認。通常料金を基準にしています。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
たとえばトイサブ!なら、
3,980円 × 2か月 = 7,960円
約8,000円で6点。
この数字だけを見ると、私は最初、
「思っていたより高いな」
と感じました。
なぜ「2か月は長い」と感じたのか
理由を考えてみると、「月額制」という言葉から勝手に、
「毎月、新しいおもちゃが届く」
と想像していたからだと思います。
月4,000円ほどで毎月6点なら、かなりお得に感じます。
ところが実際には、
約8,000円を払う2か月の間、基本的には同じおもちゃで遊ぶ。
さらに気になるのが、
「1か月もしないうちに飽きたら?」
ということです。
6点届く
↓
最初は夢中で遊ぶ
↓
数週間すると触らなくなる
↓
交換まで、まだ時間がある
遊ばないレンタルおもちゃが家に置かれているなら、「おもちゃが増えない」というサブスクのメリットも、その間は少し薄れてしまいます。
ここまでは、私が「サブスクはいらないかも」と思った理由です。
でも「約8,000円で6点」だけで考えると見落とすものがある
ここで、もう一度金額を見直してみます。
3社では、通常プランで17,000~18,000円ほどのおもちゃが届くと案内されています。
すると、
最初に感じたこと
約8,000円払って、6点を借りる
↓
別の見方をすると
約17,000~18,000円相当のおもちゃを、全部買わずに約2か月試せる
ここは、私の中で少し印象が変わりました。
もちろん、18,000円のおもちゃが8,000円で手に入るわけではありません。
レンタルなので、返却すれば手元には残りません。
「約1万円得する」という意味ではありません。
価値があるとすれば、
高価なおもちゃを買う前に、実際の子どもの反応を見られること。
「買ったのに数日で遊ばなくなった」という失敗を減らすための料金、と考える方が近そうです。
6点全部を、初日から出す必要はない
もう一つ、考え方を変えられそうなのがおもちゃの出し方です。
6点届いたからといって、6点すべてを初日に並べる必要はありません。
例えば、
最初に出す
A・B・C
↓ 子どもの興味が薄れてきたら
入れ替える
D・E・F
2点ずつでも、3点ずつでも構いません。
期間を決めるのではなく、子どもの様子を見ながら入れ替える方法です。
おもちゃは多ければ多いほどいい?
ここで参考になる研究があります。
2018年に『Infant Behavior and Development』に掲載された研究では、18~30か月の幼児36人について、4個のおもちゃがある環境と16個ある環境での遊び方を比較しています。
結果は、4個の環境の方が一つのおもちゃで遊ぶ時間が長く、遊び方の種類も多かったというものでした。
ただし、
この研究は「サブスクのおもちゃを分けて出せば2か月遊べる」と証明したものではありません。
そこまでは分かりません。
それでも、
「たくさんのおもちゃを一度に出せば、それだけ長く遊ぶ」とは限らない
という点は参考になります。
6点を一度に全部見せず、子どもの様子を見ながら入れ替える。
それだけでも、「同じ6点で2か月」の見え方は少し変わります。
一度遊ばなくなったら、そのおもちゃはもう終わり?
ここで、自分の娘が小さかった頃を思い出しました。
おもちゃを欲しがって買う。
買った直後は何日も夢中になる。
そのうち別のおもちゃへ移り、最初のおもちゃはしばらく眠ったまま。
ところが忘れた頃に、突然そのおもちゃを引っ張り出して、また遊び始めることがありました。
なぜなのかは分かりません。
たまたま目に入ったのかもしれないし、おもちゃ箱で別の物を探していて見つけたのかもしれません。
また何日も遊ぶこともあれば、その日だけで再びお蔵入りすることもありました。
少なくとも私の子育て経験では、「今は遊ばない」と「もう遊ばない」は同じではありませんでした。
これは私の家庭での経験です。
すべての子どもが同じ行動をするとは言えません。
ただ、届いてすぐ遊ばなかったおもちゃを「ハズレ」と決めてしまうのは、少し早いのかもしれません。
「飽きた」のではなく、今の遊び方に飽きただけかもしれない
娘との遊びで、今でも覚えているおもちゃがあります。
大きさが少しずつ違う、8個ほどのカップです。
パッケージを見ると、大きさ順に積み上げたり、重ねたりして遊ぶものだと分かりました。
娘も最初は積もうとします。
でも幼いので、なかなかうまく積めません。
そこで一緒に手伝います。
ようやく全部積み上がる。
それを何度も繰り返していたら、当然同じ遊びになります。
そこで私は、
「おりゃー!」
と言いながら、せっかく積み上げたカップを豪快に倒してみました。
娘は大喜び。
もう一度積み上げて、今度は娘に倒させます。
すると「もう1回やって」が始まります。
そのうち、
- カップの中に物を隠して「どこにある?」
- 真っすぐではなくピラミッドのように積む
- 別のおもちゃと組み合わせる
と、遊び方が増えていきました。
親が一つ違う遊び方を見せると、その後は子ども自身で試したり、別の遊びを始めたりすることもありました。
おもちゃの遊び方に、一つだけの正解があるわけではない
メーカーが考えた遊び方は、そのおもちゃを楽しむ方法の一つです。
積むおもちゃを倒してもいい。
並べてもいい。
何かを隠してもいい。
別のおもちゃと組み合わせてもいい。
家庭によって、親によって、子どもによって、遊び方は変わります。
だから、
「おもちゃに飽きた」のではなく、「今までの遊び方に飽きただけ」ということもあるかもしれません。
同じおもちゃでも、遊び方まで同じである必要はありません。
※小さな物を使った遊びは誤飲の危険があります。子どもの年齢に適した物を使い、大人が見守ってください。
それでも本当に遊ばなかったら?
もちろん、工夫すれば必ず遊ぶわけではありません。
子どもにも好みがあります。
何をしても興味を示さないおもちゃまで、無理に遊ばせる必要はありません。
そこで確認したいのが、各社の対応です。
| サービス | 遊ばない場合に使える主な仕組み |
|---|---|
| トイサブ! | 子どもの反応を次回のプランニングへ反映。気に入ったおもちゃは延長可能 |
| And TOYBOX | 条件付きで前倒し交換可能。プレミアムは発送前の提案確認・変更が可能 |
| Cha Cha Cha | 送料負担による周期外交換が可能 |
※各制度には条件があります。契約前に最新の公式情報をご確認ください。
つまり、
「6点届く → 2か月我慢する → 全部返す」
だけが使い方ではありません。
気に入った物は長く使う。
合わなかった物への対応を考える。
次回の選定へ子どもの反応を伝える。
こうした使い方まで含めて、サブスクの2か月を考えた方がよさそうです。
解約条件や、破損・紛失、中古おもちゃの衛生面は、解約・中古の衛生面・破損について調べた記事で確認できます。
Cha Cha Chaの公式サイトを見る2か月交換が合いそうな家庭・長く感じそうな家庭
ここまで調べても、「2か月交換なら誰にでもおすすめ」とは思いません。
| 2か月でも合いそう | 2か月は長く感じそう |
|---|---|
| 高価なおもちゃを買う前に試したい | 毎月新しいおもちゃを試したい |
| 数点ずつ入れ替えて使える | 届いた物を最初から全部出したい |
| 親子で一緒に遊ぶことがある | 基本的に子どもだけで遊んでもらいたい |
| 遊び方を変えてみたい | 興味がなくなったらすぐ交換したい |
| 気に入った物を長く使いたい | レンタルより所有したい |
特に、
「毎月、新しいおもちゃが次々届くサービス」
を期待しているなら、約2か月周期のおもちゃサブスクは想像していたものとは違うかもしれません。
逆に、
「高いおもちゃをいくつか試しながら、子どもに合う物を探したい」
という家庭なら、2か月という期間にも意味が出てきます。
「2か月も同じおもちゃ?」から、少し見方が変わった
調べる前の私は、
「月額約4,000円なのに交換は2か月?それなら約8,000円で6点なのか」
と思いました。
それなら、サブスクを使わなくてもいいのではないか、とも思いました。
でも、ここまで調べて少し見方が変わりました。
- 17,000~18,000円ほどのおもちゃを買わずに試せる
- 6点を一度に全部出す必要はない
- 一度遊ばなくなったおもちゃに、後からまた興味を持つこともある
- 同じおもちゃでも遊び方は一つではない
- 本当に合わなければ、サービスによって対応方法がある
- 気に入ったおもちゃは、そのまま使い続ける選択肢もある
そして一番変わったのは、「2か月」という期間の捉え方です。
2か月は「同じおもちゃで我慢する期間」ではなく、届いたおもちゃを、子どもの成長や興味を見ながら試す期間と考えることもできる。
それでも「2か月は長い」と感じるなら、無理におもちゃサブスクを使う必要はありません。
ただ、少なくとも私は、
「2か月も同じおもちゃなの?」
と最初に思ったときより、使い方の幅があるサービスだと分かりました。
自分の家庭なら「買う」と「借りる」のどちらが合うのか。
月々のおもちゃ代や遊び方から比較したい場合は、当サイトの「おもちゃ購入 vs サブスク診断」でも確認できます。


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